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とある日の学びのスープ

皆さん、こんにちは!
メゾンブレモンド1830スタッフのGTです。

先日の寒いお休みの朝、温まるスープが飲みたくて、思い立ってポタージュを作りました。



我が家には○ーミックス等といったハイテク調理家電がないので、わざわざミキサーに移してまた鍋に戻して、といった工程を踏むポタージュはとても面倒。普段は生姜や唐辛子などてっとり早く食材から温まろうとしますが、この日は見た目もとろりとしたスープが面倒でも飲みたくなったのです。



「時間かかりそうだな」「洗い物面倒だな」なんて思いつつ、のろのろキッチンに立ちましたが、いざ作ってみたら何てことはない。キノコを切って鍋で煮込んで、ミキサーでなめらかにして、牛乳で少し伸ばしたらあっという間に完成。30分もかからなかったんじゃないかしら?(作り慣れている方にとっては、何を今更?という内容ですよね、すみません!)


マッシュルームとしいたけをたっぷり入れたポタージュスープ、おいしかったなぁ。あの寒い朝、心も身体も一番に喜ぶメニューでした。回しかけた黒トリュフ エキストラバージンオリーブオイルのおかげで、それはもう至福のスープへと大変身。(次は、カリカリに焼いたバゲットを添えよう)

今まで「面倒だ」と感じていたけれど、そもそも「面倒そうだ」と決めつけてトライしようともしなかっただけ。ミキサーに移すのだって、やってみれば全然手間ではなかった…あぁ、これからはどんどんポタージュレシピを増やしていこう。次はスパイスをいっぱい入れたカボチャのポタージュも良いかもしれない。

無意識の決めつけでどんどん腰が重くなって、自分自身で可能性や幅をどんどん狭めてしまっているなぁと、ちょっと反省。きっかけはただのスープ、されど深い学びがあった、寒い日のスープだったのでした。

…ここで終わればいい話なのですが、ハマると突っ走るオタク性分が暴走し、「気になってたけど面倒だと思っていたレシピを作ってみよう!」と、その後キッチンで粉をこね始めました。

結果は…キッチンで粉が大爆発。もう写真どころではない有様に。勢いでやって良いことと悪いことがある…これもまた学び(半泣き)



粉は、前に思いつきでガレットを作ろうと買ったものの開けてもいなかったそば粉と、小麦粉を合わせて。これで皮を作ります。綿棒でキレイに丸く伸ばせる自信がないので、コップを型抜き代わりにして見た目はどうにか担保。



具材は、スープの余りのマッシュルームと豚ひき肉。香り良く仕上げたいから、タイムもどっさり入れます。



果たしてこれは餃子?ラビオリ?ペリメニ?そう思うと、こうした皮で餡を包む食べ物は世界中にありますよね。(今度食べ比べしてみたいなぁ)



茹でたて熱々のところに黒トリュフ エキストラバージンオリーブオイルを回しかけ、芳醇な香りが最大限引き立ったところをはふはふしながらいただきました。



皮は程よくモチモチ、ジューシーな餡からはマッシュルームの旨味、ガツンと濃厚な黒トリュフの香り、そしてタイムの爽やかな香りがふわ~っと…!うん、キッチンは大惨事ですが、味わいは感動的で、やっぱり挑戦してみてよかった!

皮がだいぶ厚くなってしまったので、これはやっぱり水餃子ですね。笑
白ワインがすすむ、トリュフ薫る水餃子になりました。どうしても時間がかかる粉ものレシピだけれど、もっと扱い慣れたら他のレシピへのハードルも低くなりそう。

きっかけは己の食い意地ですが、ちょっとした気付きとそこからの実践で、何歳になっても自分を変えていくことはできるな、という、自己完結で良い結論に至った1日でした。

それでは、また!

staff GT

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