トリュフの入ったチョコレート
「トリュフ」という言葉を聞いて、世界3大珍味であるトリュフとトリュフチョコレート、どちらを思い浮かべるでしょうか。この2つのトリュフには、切っても切れない関係性がありました。
トリュフチョコレートとは
一口大に丸めたガナッシュをクーベルチュール・チョコレー(国際規格を満たした製菓用のチョコレート)でコーティングし、ココアパウダーでまぶしたチョコレート菓子、トリュフチョコレート。名前の由来は、その形状が世界3大珍味であるトリュフに似ていることから名づけられました。トリュフチョコレートのまわりにまぶされたココアパウダーは、土から掘り出した本来のトリュフの様子を表しています。
世界3大珍味「トリュフ」
トリュフチョコレートのはじまり
今や世界中で愛されるようになったトリュフチョコレートですが、そのはじまりは1895年12月、フランス東部・シャンベリーのフランス人ショコラティエによって初めて作られたことからでした。
シャンベリーの街並み
世界的に広く知られるようになったのは、このフランス人ショコラティエの一族が1902年にロンドンで創業したチョコレート店で、トリュフチョコレートを提供するようになってからのことでした。同店では、100年以上経った現在でも、オリジナルレシピのものを販売しています。
世界中で愛さているトリュフチョコレート
トリュフチョコレートにトリュフは入っているのか
世界3大珍味のトリュフの見た目に似せて作られたトリュフチョコレートの中には、実際にはトリュフは入っていません。しかし最近、実際にトリュフをガナッシュに練り込んだトリュフチョコレートを提供している店舗が、国内でも出てきています。
おうちでトリュフ入りトリュフチョコレートを作ってみる
トリュフ入りトリュフチョコレートを手作りしようとなると、トリュフを入手するのに苦戦することでしょう。今回は、手に入り易いメゾンブレモンド1830のトリュフ調味料を使用した、おうちで楽しむトリュフ入りトリュフチョコレートのレシピをご紹介します。
トリュフ入りトリュフチョコレート
【材料】
- 素焼きアーモンド:20g
- 白トリュフ ブラックバルサミコビネガー:大さじ2
- ビターチョコレート:100g
- 生クリーム:50ml
- ココア:適量
【作り方】
- アーモンドを包丁で細かく砕く。
- チョコレートは細かく刻む。小鍋で生クリームを沸騰前まで熱し、チョコレートに注ぐ。ゆっくり混ぜて滑らかになったら、①と白トリュフ ブラックバルサミコビネガーを入れて混ぜ、冷蔵庫に入れる。
- 10~20分前後、時々かき混ぜながら丸められる固さまで冷やす。
- 丸められる固さになったら、ココアを小皿に適量入れ、ラップを手に乗せチョコレートをスプーンですくい、好きな大きさに丸めてココアをまぶしていく。
- 冷蔵庫で冷やして完成。
白トリュフ ブラックバルサミコビネガー 100ml
芳醇な白トリュフが凝縮された白トリュフ ブラックバルサミコビネガーを入れたトリュフショコレート、その味わいは、トリュフとナッツの香りが、チョコレートの程よい苦みと甘みに調和した、大人が楽しむチョコレートの味わいでした。トリュフとチョコレートの相性の良さは、驚くべき発見でもあります。
トリュフの中でも特に希少価値の高い白トリュフ
簡単にお作りいただけるトリュフ入りトリュフチョコレート、自分へのご褒美にお試しください。