レモンカードを味方に
こんにちは、メゾンブレモンド1830スタッフのMSです。
慌ただしい師走、せめて夜はゆったりしたいと思いつつ、街を脅かすキングジョーになった私は、世界を守るウルトラマンになり切った4歳の息子に倒される日々。ちょっと休戦したいなぁというとき、最近はテレビドラマ「きのう何食べた?」を息子と一緒に観ます。
日々の何気ない食事風景を通して中年同性カップルの日常生活を描いた、よしながふみの漫画が原作のテレビドラマで、とても人気だったそうなのですが、私はnetflixで初めて観ました。自分でお料理をしたい欲が強い息子は、お料理が出てくるこの作品を見入ってくれるので、親子で一緒に楽しめてこの間だけは、私もキングジョーにならなくてすみます。
内野聖陽と西島秀俊が演じるカップルの絶妙な距離感と空気感もいいし、西島秀俊扮するシロさんが作るお料理が、とても美味しそうな家庭料理で、我が家の献立の参考にとてもなります。
息子も「これ、ちゅくろうね(作ろうね)」と。
ピエール・エルメのマカロンケーキを「これちゅくろうね」と言われたときは、「ちゅ、ちゅくれない・・」となってしまいましたが、ここに出てくるお料理は、どれも「うん!作ろうね」と言えるものばかり。
ちなみに動画の「せん切りポテトのハムチーズパンケーキ」のお塩を「白トリュフ カマルグソルト 30g」にしたら一層絶品でした。
美容師のケンジが大好きなニンニク料理は、彼の仕事休みの前日に作って仕事に影響のないようにしていたり、酸っぱい・辛い・甘いのバランスのとれた献立だったりというエピソード。厳しい言葉をケンジに投げることもあるシロさんが、料理に込めた思いやりに、お料理って会話だなぁとしみじみ。
食べる人の事情とか好みを組んで作ることのできる家庭料理は、改めて魅力的だなぁと思えるこの作品を観ると、お料理へのモチベーションも上がります。
そんな私、家族へのお料理の力を温存すべく(言い訳ですが)、朝昼の自分一人で食べる食事はかなり簡単になってしまいます。ただ、簡単ではありますが、心が寂しくならないように、適当にはならないように心がけています。
朝は夫と息子の支度に追われ食べられないことが多いのですが、朝のバタバタから仕事モードに切り替えるときに時々食べるのが、美味しい食パンにとっておきのジャムを塗って、丁寧に入れたコーヒーと楽しむ朝食。
説明不要の簡単さですが、それぞれの食材が美味しければ、それはとても贅沢な時間になれます。
トーストのこんがりと焼けた匂い、入れたてのコーヒーの香り、なんでこんなに幸せな香りなのでしょうね。
使うジャムはもちろんメゾンブレモンド1830のものを。
働いているとか関係なく、本当に絶品、“シロさん”の言葉を借りて言えば「パンドラの箱を開けてしまった」のです。他のだと物足りなくて。
その中でもお気に入りのひとつが「レモンカードクリーム スプレッド 220g」。
しっかり感じるもぎたてのレモン感にローズマリーのほのかな風味、語彙力のない私が言ってしまえば、いわゆる「ていねいな暮らし」がしたくなる味わいです。
きちんと「酸っぱ~い!!」ていうのもハマるポイント。
トーストしたパンに塗るのは、もちろんおすすめですが、午後の一息に、水切りヨーグルトにかけた簡単スイーツを楽しみます。今日はたまたまあったピスタチオをのせました。
これ、簡単ですが本当に美味しいので是非試してほしいです。
忙しい日々に簡単でも、こだわりアイテムを味方にすれば心は豊かになれる、と自分に言い聞かせている師走の母ちゃんでした。
staff MS