トゥレット・シュル・ルーのスミレ祭りに想いを馳せて
皆さま、こんにちは、
メゾンブレモンド1830スタッフのRISAです。
お花屋さんに並ぶ花々もすっかり春らしい顔ぶれになってきましたね。
ミモザに桜。それとスミレも見つけました!
スミレといえば、皆さんはフランス、コートダジュールに位置するトゥレット・シュル・ルー(Tourettes-sur-Loup)という村をご存知でしょうか。
地元ではスミレといえばトゥレット・シュル・ルー村!と言われるくらいスミレ栽培が有名な石畳がかわいい村です。
村で収穫されたスミレは香水の町グラースに運ばれ、エッセンシャルオイルの原料として使用されていました。
今ではスミレ栽培農家さんは減ってきたもの、この村では毎年2月末から3月頭にスミレ祭りが開催されます。
お祭り中は村中がスミレの花で飾られ、スミレやミモザで飾られた山車や、スミレのアイス、キャンディ、クレープなどを楽しむことができます。
今回は、そんなトゥレット・シュル・ルーのスミレ祭りに想いを馳せて、
お花を楽しむレシピに挑戦してみました。
スミレの砂糖漬けを自分で作りたい!と思い用意したのがエディブルフラワー(食用花)のビオラです。
本当はスミレが良かったのですが、ビオラもスミレ科スミレ属なので今回はこちらで。
ビオラはスミレに比べると花びらが少し丸いですね。
花びらの両面にブランデーを塗って、グラニュー糖をまぶします。
(ブランデーではなく卵白を塗っても作れます)
ハケで塗るより指の方が破らず繊細な感覚が掴みやすいような、、。
一日乾燥させれば持てるくらいに固く安定します。
雪をまとったようにキラキラで綺麗。
今回は、バニラアイスにたっぷりの「はちみつ プロヴァンスの花々」をかけ、
砕いたナッツ、その上に砂糖漬けの花を飾り、、、
はちみつ プロヴァンスの花々は菜の花やタイム、ローズマリーなど様々な花の蜜がギュッと詰まった華やかな香りのハチミツです。
口の中に入れた瞬間に、あ、これ幸せ!!と思ってしまう贅沢アイスになりました♪
ビオラの砂糖漬けは不思議と桜餅の味がします、、。家族も桜餅の味がする、という感想。
お花の砂糖漬けは紅茶に入れても楽しめます。
最初は重くて沈み、10秒くらいすると砂糖が溶けて花がフワッと浮かんできます。
はちみつ プロヴァンスの花々も紅茶に入れると、華やかな香りが立ち上りより一層楽しめます。
春のゆっくりとしたティータイムでした!
それではまた!
RISA