Mardi gras"謝肉の火曜日"の祝宴
Bonjour!
メゾンブレモンド1830のizumiです。
伝統的なキリスト教の祝日でMardi gras"謝肉の火曜日"と言われるお祭りがあるのをご存じでしょうか?
Mardi grasって?
Mardi grasは四旬節に先立つ「肉食の」1週間の最終日にやってきます。四旬節は復活祭まで「肉抜きの食事」をする断食期間のこと。
Mardi grasには肉や卵をはじめ、家庭内のすべての「動物性」食品を食べ尽くすため、棚を空にして盛大に飲み食いする機会となったのが始まりだそう。
Mardi grasの食卓
Mardi grasには、伝統的な庶民の美食を楽しむのが習わしとなっています。定番のクレープのほかに、「ベニエ・ド・カルナヴァル」や「ビューニュ」なども作られます。
これらは古代ローマ時代からある揚げ菓子です。クレープやベニエ、ビューニュは卵と砂糖の予備を使い切れる上、断食期間前に栄養もつけられるので一挙両得。
揚げ菓子ベニエ
ベニエ(Beignet)とは、フランス語で “揚げた生地” を意味し、フランスではおやつとして古くから親しまれています。ドーナツに似た生地を油で揚げお菓子で、そのままのもののほか、ジャムやクリームを詰めたものがあります。
Mardi grasは今日では何よりもまず、家族や友人と美食を共にする機会となっているとか。ベニエを片手に、家族や友人とテーブルを囲む…そんなフランスの伝統を感じながら過ごす火曜日も素敵ですね!
レモン香るベニエ
少ない油と、シンプルな材料でOK。ぜひお試しになってみて下さいね。
材料 (約20個分)
レモンの皮(国産)…1個分
卵・・・1個
薄力粉・・・ 150g
ベーキングパウダー・・・小さじ1弱
バター (食塩不使用) ・・・30g
グラニュー糖…50g + 大さじ1
レモン エキストラバージンオリーブオイル・・・適宜
作り方
1. レモンはよく洗い、 おろし器で皮をすりおろし、半量はとりおき、半量はグラニュー糖50gを加えてなじませ、竹串でかき出す。
皮をすりおろしてグラニュー糖を加え、レモンシュガーを作る。
2. バターは室温でやわらかくし、ボウルに入れる。グラニュー糖大さじ1を加え、泡立て器ですり混ぜる。
卵を溶きほぐして少しずつ加え、よく混ぜる。 薄力粉、ベーキングパウダーを合わせてふるい入れ、とりおいたレモンの皮のすりおろしも加え、ゴムべらで混ぜ、粉っぽさがなくなったら手でひとまとめに。
3. ラップを30cm四方に2枚切って2をはさみ、ラップの上下左右を折りたたんで20cm四方にする。めん棒で生地をのばしてラップの大きさに整え、冷蔵庫で30分以上やすませる。
4. ラップをはずし、 縦5等分に切り、1切れを4等分の斜めに切ってひし形を20個作る。 余った切れ端はまとめて形づくる。
5. フライパンにレモン エキストラバージンオリーブオイルを約5mm深さ入れ、中温(約170℃)に熱し、4を6個くらいずつ入れる。 少しおいて裏がきつね色になったら返し、全体に色づいたら油をきる。粗熱をとり、 1のレモンシュガーをまんべんなくまぶす。