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黒トリュフの香りに誘われて

はじめまして!MB1830のizumiです。

日本はお盆。この時期パリからはパリジャンがいなくなり、いつもと違う静かな時間が流れています。そう、フランスもまさにバカンス真っ最中!
フランスのバケーション
  • フランス人にとってのバカンス!
  • 食文化への憧憬
  • 黒トリュフの芳醇な香り
  • レシピ:ベリーと黒トリュフソルトのキャロットラペ
フランスの街並み
  • フランス人にとってのバカンス!

「On ne vit pas pour travailler, on travaille pour vivre(仕事に生きるのではなく、生きるために働く)」。日本人からすると潔く感じられるこうした言葉も、大多数のフランス人にとっては共通認識のうち。

フランスの街並み

ある意味シンプル、それでいて奥深さを感じさせられる…そんなフランスの気質に惹かれ、大学ではフランス文学科へ入学!根っからのフランス愛を胸に、縁あってMB1830にも籍を置かせていただくことに。

クロックマダム
  • 食文化への憧憬

ゼミは当時人気だった「フランスの食文化」を専攻、ガストロノミー(美食)の世界にはまっていった大学時代の私。フランス人の食文化に対する熱量がとてつもないことに感銘を受けました。

フランスの食文化

もちろん、日本の和食への尊敬もありつつ…わかりやすく言えば欧米への憧れの部分も大きかったのが正直なところ。とはいえ初めて渡仏したときに食べたクロワッサンの美味しさには、身震いするほど感動したのを覚えています。

フランスの街並み
  • 黒トリュフの芳醇な香り

そんな自分にとって、黒トリュフといえばお洒落な大人かフランス人が食べるような高級素材!今でこそ、黒トリュフカマルグソルトなどで気軽に楽しめるようになりましたが、当時は「どんな味なんだろう。いつか大人になったら…」と。ついに、初トリュフを口にしたのは社会人になってからでした。

トリュフ

レストランで食べた黒トリュフリゾットは衝撃で、「こ、これがトリュフの味!この香りは…嗅いだことがない…」という状態。今でも、黒トリュフカマルグソルトの蓋を開けると当時の新鮮な気持ちと、やっと大人の仲間入りをできたような、少し誇らしい気持ちが蘇ってきます。

黒トリュフ カマルグソルト
  • ベリーと黒トリュフソルトのキャロットラペ

シンプルな素材に、奥深さやエレガントさを添えてくれる黒トリュフカマルグソルトを使ったキャロットラペ。甘酸っぱいベリーの風味で、夏を爽やかに。

キャロットラペ


材料(4人分)
* にんじん…小2本(約400g)
* りんご…1/2個
* ナッツ、ドライクランベリー(あれば)…各適量
* [ドレッシング]
マスタード…小さじ2  
はちみつ…小さじ1/2
黒トリュフカマルグソルト…小さじ1/2
フランボワーズビネガー…大さじ2
エキストラバージンオリーブオイル…120ml
クミンパウダー(お好みで)…少々 

作り方
1 にんじんを粗くスライサーやチーズグレーダーなどでおろす
2 りんごは芯を除き、皮付きのまま細切りにする
3 ボウルにマスタード、はちみつ、黒トリュフカマルグソルトを入れ、
       フランボワーズビネガーを少しずつ混ぜながら加える
4 泡立て器で混ぜながら、オリーブオイルを少しずつ加える。仕上げにクミンを加え混ぜる
5 ボウルに軽く絞ったにんじん、りんご、砕いたナッツ、クランベリー、4のドレッシングを入れ、ざっくりと和えて完成