La Semaine du Goût "未来へつなぐ、フランス秋の味覚週間"
こんにちは!MB1830のizumiです。
美食大国フランスでは、10/10~10/16(フランス時間)にかけて" La Semaine du Goût " (味覚週間)が開催されました!
La Semaine du Goût公式HPより
- " La Semaine du Goût " (味覚週間)とは?
- 子どもたちの未来へ
- 食育の内容
- レシピ "牛肉のアルエット・サン・テット"
" La Semaine du Goût " (味覚週間)とは?
" La Semaine du Goût " (味覚週間)は、フランス国内でも国を挙げて取り組む、児童が味覚を学べるようなさまざまなイベントが催される期間です。
フランスで子供たちを取り巻く食の乱れが指摘されるようになっていた1990年、料理評論家のジャン=リュック・プティルノー氏と砂糖協同組合の発案によって、パリで行われたのが始まりのイベントです。
子どもたちの未来へ
次世代を担う子供たちに、フランスの食文化をきちんと伝えていこうという思い始めたのがきっかけのこのイベント。人々に広く受け入れられ、現在では9割以上のフランス国民に認知されるほど、国を挙げての取り組みとなっています。
味覚週間の目的
- 消費者、特に児童・若者への食の教育と実習
- 味や風味の多様性を提供
- 食品の起源、品質などの情報提供
- 職業と技能の伝承
食育の内容
フランス中のいろいろな場所で、職人のボランティアによる授業や、町のレストランでの特別メニュー、臨時の市、商業イベント、祭り、シンポジウム、討論会、見学会など各地で2,000以上のイベントが開催されます。
さまざまな活動を通して食への興味を引き出し、食を楽しむ心をはぐくむ" La Semaine du Goût " (味覚週間)。日本でも少しずつ認知されてきているようです。
レシピ "牛肉のアルエット・サン・テット"
ほのかな甘みと辛みが絶妙なバランスで、色々なお料理にお使いいただける万能なお塩カマルグソルト ミート用を使った、食欲の秋にも大満足なお肉料理のレシピです。
『牛肉のアルエット・サン・テット』
赤みのお肉を美味しく食べられる、庶民の知恵が詰まったマルセイユ料理です。
<材料>(4人分)※ひとりにつき肉2個
牛もも肉(暑さ3mm、1枚20×15cm)…750g
厚切りベーコン(暑さ1cm)…110g
にんにく…5かけ
カマルグソルト ミート用…適量
オリーブオイル…小さじ1+大さじ1
イタリアンパセリの葉…15g+適量(仕上げ用)
【トマトソース】
トマト水煮缶…800g
玉ねぎ…小1個(130g)
オリーブオイル…大さじ1
赤ワイン…150ml
カマルグソルト ミート用…小さじ1
<作り方>
1.にんにく、パセリはみじん切りにし、オリーブオイル小さじ1と一緒に混ぜる。ベーコンは長さ4cm程度に切る。トマトソース用の玉ねぎは粗みじん切りにする。
2.牛もも肉が小さい場合は重ねて、広げた肉の中央に1のにんにくとパセリ、ベーコンをのせ、カマルグソルト ミート用をふる。(a)
3.折りたたむように巻く(b)。ゆるまないよう、ぎゅっと締めながら巻く。最後にタコ糸で十文字に結ぶ(c)。結び目は二重にしておくとよい。つまようじでもOK!
4.鍋にオリーブオイル大さじ1をいれてあたため、3の肉の表面を強火で焼く。すべての面をこんがり焼いたらとりだす(焼き時間 約3分)。
5.トマトソースを作る。4の鍋にオリーブオイル大さじ1を加えてあたため(オイルが十分残っていれば足さなくてOK)、玉ねぎを入れて弱火でゆっくり甘みを引き出しながら炒める。焦げそうになったら分量外の水を少し入れる。
6.弱火のままワインを加え、トマト水煮缶(ホールトマトの場合はつぶす)カマルグソルト ミート用を入れて混ぜ肉を入れる(d)
7. 皿に盛り付け、パセリを散らす。